人は基本的に急激な変化を嫌います。
そもそも変化そのものに 怖れを抱いている場合もあります。
これまでの経験では「表の意識では変化したい」と思っていても、 実際に望ましい方向に変化している時でさえ、今までの自分と違う自分になることに対して違和感や場合によっては不快な感覚を抱くこともあります。
これは身体との関係性もあると考えられ、意識の変容をブロックする部分が自らの中にあると言えます。
例えば宝くじを買い、高額当選をしたとします。
100%とは言いませんが、これまでに経済的に困っていたり、お金に対する葛藤が大きいほど、「当選金を元手に増やそう」「何かに使おうと」思っていても、理想的に運ぶことが出来ず、逆に借金が出来たり、自分が全てを使わずに終わった…ということも多くあると考えられます。
これは単純にそのような金額を手にしたり、扱うことに慣れておらず、今までの自分自身のイメージが深く意識に入り込んでいるためです。
セッションを継続して受けて下さることによって、短期間で意識が変わり、物質世界の状況は変わっていきますが、 その過程で「これでいいのか」「こんなに幸せでいいのか…」とおっしゃる方も 実際おられます 。
または この幸せは どこまで続くのだろう… いつか運勢が落ちるのではないか…という風に幸せが終わることを前提に考えている場合も多いものです。
これを信じていれば、もちろん そのようになる確率は高くなります。
とにかく 意識の方が これまでと違う状況に慣れている状態が必要です。
一番手っ取り早い方法は、 普段から理想的な状況をイメージして感じることです。
いくら 思考でコントロールしようとしてもうまくはいきませんので、 いわゆる有名な現実化の手法を使って、 こういった自らの人生に関わる基本的なことへ日常的に働きかけることが有効です。