イントロダクションでお伝えしている通り、全ての物理世界の物事は自分自身が創り出しており、その中でも自身の「思い込み」によって人生を暗く辛いものにしているケースが多々あります。
新年にあたり、一つの例を元に示してみたいと思います。
出来ないことがたくさんあることで、自己否定に陥っているというケースはたくさんあります。
これは視点の取り方次第で、大きなアドバンテージとなります。
例えば苦手であると「思い込んでいる分野」のことがあるとします。
その分野で苦手であるという思い込みがもちろんそれを更に苦手なものに育てているのですが、そもそも人間というのは全ての可能性を持っていて、「苦手、出来ない」という思い込みが今の状態を創っていることを知ってその思い込みを手放そうとすることがスタートとなります。
もしその苦手であると「思い込んでいる分野」において、小さな「出来た」という体験があった場合、必ず喜びとなります。
一般的な人のレベルと比較しないでおくことは重要です。
そして、その喜びは次の出来たという体験を生み出しやすくなります。
このようにして、小さな喜びというのは「出来ない」というベースがあったからこそ得られるものであり、一般的なレベルに達するまでそれは続きますし、前述したように他者と比較したり一番であることに執着しないでその喜びに集中すれば、一般的なレベルを超えて行けます。
これはいわゆる「伸びしろ」を利用して、喜びに沿って進むという方法です。
小さな喜びを大切にして成功体験を積み重ねていけば、それは必ず大きなものへと結びつきます。
ある程度出来る状態が最初からあれば、出来るようになりたいという思いはそもそも生まれず、更に最初から満足していることによって達成する喜びを多く経験することが出来ないので、成功体験(ある意味ホルモンによる快感)による推進力も小さなものとなる可能性があります。
一方で既に「出来ているもの、出来ることがたくさんある」と思っていてもその先は必ずあります。
これも「悦び」に沿って進みますが、ここから先のは「悦び」と言っても、純粋に物理世界の概念や感覚を超えた悦びです。
どの分野が切り口であっても、その先を目指す、または至高のところへ進んでいこうとすると、必ず目覚め、内なる神、ユニティ…つまりこの意識の深い世界へと道筋がつけられます。
そこは全てを生みだしているところだからです。
原点へ回帰すると言ってもいいかもしれません…
これは物理世界的な制限を超えた世界へ入っていって、物事を創造している「エネルギー」の世界から人生を動かすことです。
この世界では、自らがどれだけのポテンシャルを兼ね備えているかを知ることとなり、物理世界で大切であると教え込まれてきたこと、その殆どを逆に手放す道筋をたどることとなります。
従って、物理世界的に出来るか否かは問題ではありません…
むしろ、出来ないことや持っていないことが多い方が物理世界的な執着がないかもしれません…
物理世界的な問題は問題ではなく、むしろ解決しない方がいいと言えます。
人生は視点のとり方次第です。
2025年からはこのような世界がもっと表に出てきて、多くの方が物理世界を超えた「本当(リアルな)の世界」に自然に興味を抱くようになっていくと予想されます。