本当の間違い というのはこの世には存在していません…
全ては必然で完全です。
しかしながら、物理 世界的な判断で「自らが間違った」と判断した時の心身の反応は大変なストレスとなっていることが考えられます。
真実でないことを信じたために、これらの積み重ねは後々慢性病のもととなっていきます。
物理世界的に間違う時…それは他者の鏡となっていたり、またはそのように間違う自分を受け容れることを促されていたりするものです。
毎回その方の時だけおつりを間違う、またお金に対して何かが起こる…という経験をしたことがあります。
真の意味を知っていれば、その方にはお金に対する葛藤があるということがわかり、セッションでも取り上げることが出来ます。
それは内なる神からの恩恵です。
それが起こった真の背景に気づかない限り、「間違い」は単にストレスとなります。
ハイヤーレベルの視点を確立すると、そのような意味で心身のストレスは大幅に減少します。
更に物理世界で間違わないよう神経を配る、正さに拘る、間違うことを赦せない…という内的な態度は、目覚めをブロックし、一層「正さを確保したい」という意識傾向へと進みます。
全てを中庸に観察できるようになるまでは、物理世界のことは基本的に自らの鏡となりますが、中庸に観察できるようになれば、それ以降は「他者のために自らが鏡の役割を果たしていること」を受け容れ、観察する段階に入ります。