この時代にはひとつながりであることを十分に意識して生活してこそ、軽やかに生きることが可能になります。
ひとつながりということは、シンプルな言葉でありながら、その表すところは奥深いものがあります。
何から何まで一つにしていくということであり、それは全て内面のことなのです。
具体的に一つ例に挙げるなら、自らの選択や行動が全体に大きく影響を与えるということです。
影響が及ぶのはひとつながりだからこそであり、「選択、行動」といってもそれは全て内面から始まっているということです。
従って、大切な誰かが健康的になってほしいなら、まずは自らが心身ともに健全な状態であることを考えなければなりません…
そして、その健全さも内面から始まります。
これは大変見落とされがちな部分です。
他者が行ってくることで嫌なことがあるなら、必ず同じことを自らが行っているため、 まずは自らそれにバランスをもたらす必要があります。
この時代には今、「自分さえよければいい」という思いが象徴的に示されている出来事が多く起こっています。
この世の中を心地よい状況に変化させたいと思うなら、 まず自らがいかなる存在であるか…ということに目覚めていくことが必要です。
世界の真の変化はそのようにしてしか、起こりません…
それが知識を超えて認識されてきたなら、「人はどうでもいい」という風にはもはや思えないはずですし、自らと他者に向ける言葉や気持ちも自ずと変化します。