長い間、自らの宇宙に起こる現実は自らの意識が創るという視点でセッションをご提供させていただいてきました。
それは非常に パワフルであり、 現実化にかかる時間も非常に短くなってきていると感じます。
セッション中に状況が変化したり、 セッション 直後に物理現実が分かりやすく動く、また 午前中にセッションを行い、 午後には望んだ現実を手に入れるということも しばしば起こります。
それだけ意識はパワフルということですが、これは机上の理論ではなく、経験からも明らかであると言えます。
今、意識を向けているものは何か…ということに注意を向けなければなりません…
注意を向けたものは現実化していきますので、 自らは本当は何をどうしたいのかということも明らかにしておくことが望ましいところです。
最近では物理世界で脅威を感じたり、内面をかき乱すような物事がたくさん起こっているかもしれません…
これを従来の意識でうまく乗りこなし、 内面を適切に保っていくことはだんだん難しくなっていくことと思います。
人は多くの場合、物理現実に内面が大きく左右されるからです。
今一度強調したいのは、意識のパワフルさへの理解と、 意識の焦点を物理世界から意識(内面)の世界へと大きく移行させることです。
物理世界に閉じ込められた意識を、次の次元へと解放する時である…と正に物理世界で起こる出来事が物語っています。
移行が必要な時には物理世界において通常とは違う物事や、内面の混乱を引き起こすような出来事が多く起こります。
しかしながら、 このようなことが人類全員に起こっているわけではありません…
既に長年にわたり意識を移行する準備をしてきた場合には、世間の物音とは一線を隔した状態で穏やかな時間が過ぎていきます。
または物理世界での出来事を傍観するかのように、中庸に観察している場合もあります。
意識状態によって、うまく災難から逃れていくということもたくさん起こりますが、こういったことが意図的に出来るようになれば、自らの宇宙に脅威は存在しなくなります。
困難を避けるという意識より、自らの意識が 物理現実を作るという意識に完全に移行すれば、 それは本当に創られていきます。
例えば車で出かけたけれども、どこも駐車場が空いていない…という 状況を 目の当たりにしたとします。
しかしながら、「そんなはずはない、 駐車場は必ず開いているはずだ」と本当に思えれば、その現実は確かに起こります。
一つ角を曲がったら、そこに駐車場は一つだけ空いているのです。
駐車場が空いているはずだと思ったから空いていたのか、 空いていたから空いているという確信が持てたのか…
全てが一つながりであるからには これをどちらが先か…に分けて考えることはできません…
「自らの意識が現実を創る」という意識の世界を確信を持って生きるというのは、本当に自由で楽しい経験です。
天気ですら自らの意識に連動しますし、天災も自らの創る宇宙でどのようなかたちで起こり、そして結果がどうなるのか…それは個々の意識次第です。