人間はどこかの生でいつか目覚めると内なる神は言います。
今は地球自体がユニティのエネルギーに満ちており、人類は目覚めの方向へと後押しされています。
このエネルギーの中では、真の自分を生きると人生は軽やかで簡単に言うと楽にうまく運びます。
自らの意識が全てを創り出していることに100%コミットしていれば、人生は自動運転のように運び、自らの創造性を使って自由な感覚で拡大していきます。
もはや物理世界の何かに影響されて生きるという枠を超えて、自らの宇宙の創造主であるという自覚を自然と持つようになります。
目覚めの方へ進む過程では、そちらへ向かえるよう内なる神は導いていますが、自我がそれをなかなか選ばない時には、色々と提案したりサインも送っています。
手を変え、品を変え…という感じで、こういったことは全員に起こっています。
それでもそれらをピックアップできなかったり、選べないなら、本当にきちんと立ち止まってそれと向き合うような物事が起こります。
最終的に「今一旦立ち止まって、きちんと見つめなおさなければ…」と思える機会は、通常、とても大変な出来事を通してもたらされます。
だからこそ、例えば癌になった患者さんの中に「癌になって本当に良かった」と言う人が一定数おられるのです。
ここから何等か解放できない症状が出てきた時には、単に葛藤するのではなく、それを自らの意識を拡大させる機会としていただきたいと思います。
物事には「良いこと、悪いこと」というのはありません…
人間には目の前のことをどうとらえ、どう対応するのかという自由ももたらされています。
物理世界的な「良いこと、悪いこと」という判断を持ち続けたままだと、視点も偏ったものとなり、多角的なとらえ方は難しくなります。
物事自体は中庸であり、物事に接した時にそれをどう自らの人生に繋げて意識を拡大させていくのかは自らの選択です。