体力であれ、お金であれ、使えばなくなる…という考え方がこの物理世界の考え方です。
睡眠や3回食事をしっかりと取らないと健康ではいられないとか、アイディアや作曲、文章、作品のネタはいつか尽きるといった考えも同様です。
これらの思い込みが外れれば外れるほど、実際に今までのパターンを手放した状態でもうまくいきます。
いずれにしても制限がある、有限であるのがこの物理世界の概念ですが、これを超えていけばいくほど、この先の世界で生きるのがスムーズです。
私たちの本質は無限であることから、人類はそこへ戻る流れの中に生きています。
無限と言うと少しイメージしづらいかもしれませんが、例えば今心臓に入ってきた血液が心臓を出て行っても、身体が破壊されないかぎりは身体を循環してきた次の血液が心臓にやってきます。
呼吸も然りです。
大変わかりやすく、シンプルに例えるなら、このようになっています。
循環していますし、またエネルギーレベルで考えるなら、尽きることはありません…
例えば「疲れ」というものを考えてみると、必要以上に不自然に自らがエネルギーを出すからこそ、「疲労」が起こります。
実際に散歩に出て、神と共に歩くといつまでもどこまでも歩ける感じがします。
それだけ地球と共に宇宙と共に、その歩く力と共に歩いている感じがしますし、今身体を動かしているのは一体何なのか、よくわからなくなるのです。
今、意識的に地球とのつながりを取り戻していかなければならない時です。
地球と共に歩きたいのであれば、その手をきちんと取り、歩調を合わせなければ共に進むことは出来ません…
共に進むには波長も合わせなければなりません…
そのために前述したような物理世界的な制限や縛りに気づき、手放していくことが望まれます。
これは単なる知識での理解ではなく、実際に手放す必要があります。
そして、今の身体だけで生きている存在ではないことを思い出していくことを促されています。
限界や制限がないことを思い出すと、不安は消え去り、無限とか大いなる循環の中に生きるようになります。
そのように生きると、自ずと人間という存在がいかなるものかについても思い出していきます。