内なる神によると施術者の意図によりヒーリングでさえ対処療法的であると言います。
特に激しい症状が起こっている時は辛いものですので、それを一旦おさめることは平常な状態を取り戻すことには役立ちますが、その奥にある症状の源が何かにノータッチとなった場合やその方がどこへ向かおうとしているのかを横に置くと、深いところには届かず症状の源となった葛藤はそのままです。
自らが深いところで「自らが何かということに目覚める」としていたら、その症状を経験することを通して一気にそこへ向かうのが理想的です。
人間は何もなければ本気で自らと向き合うことはなかなかしません…
そのために辛い出来事や症状をきっかけとして使うのです。
現在の症状がおさまったということで「良し」とすることは、次なる困難を生み出すことにつながります。
人間は目覚めの道を歩くまでそうしていくものです。