基本的なことを書きたいと思います。
「感覚」が開いていると、イメージした時に実際にその感覚を如実に体感します。
敏感な方なら体験があるかもしれません…
例えば刃物で手を切るようなシーンを映像で見ると、ちょうどその切ったあたりが刃物で切ったように痛くなります。
太陽の光を身体に取り込むイメージをすれば、実際に身体が温かくなります。
放射能のレメディー(放射能の現物質を宇宙に涙1滴というぐらいまで薄めたもの)はレメディーの瓶に手を近づけると線香花火のような感じですが、それを意識に入ったまま飲むと胃が痛くなります。
首を閉められているシーンを見たら、実際に瞬時に首を閉められている感覚がやってきます。
このように感じる感じないに関わらず、身体はそのイメージや内面に入ってきた刺激により何等かの影響を受けているのです。
海外ではイメージで癌細胞を減らす療法が癌の専門病院でも使われていますし、イメージのみで事故で大きく損傷した骨を元通りに再生した方もおられます。
このイメージの力は普段何気なく使っているものです。
例えば会社に嫌な上司がいて、その上司にまた何か言われるのではないかとイメージしただけで、胃が痛くなりそのうち実際に穴を開けてしまいます。
このことは多くの方が知っているのですが、興味深いことに実際に病気になった時に日々の意識や葛藤が原因になっていることを最初から認めようという方は殆どいません…
どんな事故でも偶然と思われることでもそれは意識からやってきています。
花粉症もこのことが原因となって、症状を悪化させていたり春というだけで、山に近づいたというだけで、症状が重くなってしまうことも多いと考えられます。
既に刷り込まれている印象や概念により、自分で症状を創っているということは本当に多いのです。
これを逆に望むかたちで使うことももちろん可能です。
現実化の手法としては大変有名です。
ですが、更に日常的に有用に使うには、内面でいつも自分が全てのことをどのように観ているか、というのが大事です。
自分自身に否定的な人なら、誰かが何かを言った時にすぐに「自分は否定されたのではないか」と感じるのです。
これはいつも自分に対する「否定の印象」をあらゆる場面に持ち込んでいる状況です。
特定の状況を改善したい時には、前述したように自分自身が本当にそのような現実に接したかのようにイメージして感じてみることです。
心地よくなりたいのならいつも心地よいことをイメージする必要があり、身体の反応もそれに応じていきます。
自分の健康も心地よさも、そして物理現実もいつも内面が創り出すものです。
日常的に内面で何を繰り返しているのかが人生を大きく変化させます。