インナーチャイルドの癒しにおいては、例えば自己否定感が強かった場合には自分を褒めたり、何か温かい言葉をかけてあげたりするのが一般的です。
ある程度このようなことを通して自分が満たされているなら、今度は「何かが出来るから、持っているから、自分の長所はこうだから…自分を認める」、というところから「自分が何であるか」を思い出す方向へ内なる子供と歩みを進めることがこの時代には必要です。
私自身は、一般的なインナーチャイルドの癒しのステップは殆ど踏んでおらず、いきなり大いなる世界へ内なる子供が誘われる方向で進んできました。
地球が二元性の世界から次の次元のエネルギーに移行した中に在れば、なおさらこの二元性的な癒しではうまくいかない可能性があります。
このような時代でなかったとしても、出来るか否か、何か持っているか否か、という観点は逆にそれを失った時(またはそう感じる時)には、また価値を失うように感じますので、キリがありません…
恒久的で決して失わない何か…そこに行くのが今の時代であり、人間全員が最後にたどり着くところです。
結局、内なる子供が癒され無邪気な状態となると、その状態が神の国に導いてくれます。
神の国に入ることと内なる子供とは密接な関係があります。