例えば同じ質問を受けたとしても、その方その方によって、または同じ方であっても今の意識がどうであるかによって、その回答は変わります。
つまりこたえは一つではありません…
このBlogも様々な方の視点を想定して書いていますので、個々の意識によって「それは違う」と感じられる時もあるかと思います。
自分自身が何か解決したいことがある時、知識や教義に縛られ「この問題にはこのように対処する」と決めることで、それは逆に葛藤となることもあります。
知識というのは内面の叡智とつながった時に初めて柔軟性を帯び、その知識から枝分かれする細かい部分も理屈を超えて自己の意識に浸透するものです。
するとこれが自己のためのみならず、他者に向けていつでもどんな角度からでも差し出せるようになります。
実はそのような叡智への糸口は内観から始まります。
自己の葛藤の原点はどこにあるのか、を追究するのです。
深い内観が進めば進むほど、人によって一瞥体験や説明の不要な「真実」にたどり着けます。