カルマを取り除く(解消する)とか除霊をするといったことがなされる場合があります。
この場合、「その現象はいつでもそれを体験した者の責任に帰する」という意識ではない限り、それを行う側がそれを引き受けることになります。
これはヒーリングであれ何であれ、困りごとに対して「~してあげます」といった責任を引き受けるアプローチ方法ならば同様のことが言えます。
そして、これはあくまでも「意識上」のアプローチのことです。
よってその意識を持たずにいた場合、それを行った側に症状が現れたり、バランスを崩したり、あるいは望まぬ現象が起こるといったこともみられます。
根本的なカルマ解消や除霊というものはそもそも他者によって施されるものではないと言えます。
一方でこれは他者の力を借りてはいけない、という意味とは違います。
そもそも他者や他の存在の力を借りずに生きている人は一人もいませんし、適切に他者の力を借りることへの許可も人生では必要です。
既に目覚めのエネルギーの中にありますので、、どんな現象であれ問題であれ、その根本的な責任は自らに帰するという考えが、個々の目覚めを促していきます。