他者を頼ることが出来ずに、人生で持ち続けてきた矜持が苦しみを生み出したり、増強したり、また長引かせることがあります。
他者を頼ることが出来ないという方の場合、その多くは何かの幻想を信じている状態です。
怖れの状態とも言えます。
あるいは大半の方が自分の力を失うように感じているものです。
それは全て幻想であり、その幻想が今の苦しい状態を創っていることにまずは気付く必要があります。
適切に他者の力を借りてこれまでのパターンを手放すと、多くの力が抜けてこれまでと全く違う世界を味わうようになります。
一度その世界を味わうと持ち続けてきた矜持というものは本当に狭い世界のことであり、それを手放した先に存在していたものがどれほどのものであったのかにも気付きます。