一般的な内容ですが、再度見直したいことに触れたいと思います。
人生には「サイン」のようなことが起こることが多々あります。
実際は「サイン」というより、本来自分が「望んでいないもの」…内的葛藤の現実化です。
「このまま行くとかなり大変なことが起こる」とわかるケースの場合、怖れや葛藤が出来ないように、かつ今すぐに真摯な取り組みが必要であることをお伝えしますが、そのような時に中心になるのは「自分が自分を救う気持ちを持てるか」ということです。
小さなサインのうちに気付いてアプローチし、原因となった部分に方向性を変えてアプローチしていけば、「可能性が高かった結果」を変えることが可能です。
しかもその小さなサインはそのことだけでなく、多くのことにつながっていて、それを辿ると深く大きな葛藤に結びつくことが多いものです。
人生では衝撃的な出来事が起こるその前段階で、「サイン」が起こることが殆どです。
それは生きづらさ、望ましくない人間関係、事故や怪我、裏切り・喪失・排除・いじめなどの大きなショック、身体症状、精神症状、経済的困窮、自己・他者に向ける不信感、極度の怖れ・不安感、暴力・サイキックアタックなど多くの例がありますが…
自分の人生で多く起こってきたこと、成育過程において当たり前にあったことについては、見過ごしていることも多いものです。
自分にとっての当たり前は当たり前ではない可能性があることにしっかりと意識が向くことが大切です。
そして、これらは偶然に起こっていることではなく、対処によって自らを過去のパターンから解放する機会に転換できます。
これらの元となった原因(あくまでも源となった原因です)にアプローチし、手放すことができれば、人生は大きく変容します。
一般的には歳を重ねていくにつれ、その手つかずの原因は様々なところに波及し、長年放置すればするほど元に戻したり、改善することも容易ではなくなります。
早い段階でアプローチすれば、それだけかける時間もエネルギーも軽く済み、後々の心身症状や生活の状態もかなり変化するはずです。