よく「癌家系」と言われる家系的な傾向がありますが、私も家系的にとても注意が必要だと感じられる状況が多々ありました。
加えて心臓についても周りのメンバー殆どにその生まれ持った弱さのようなものが見受けられます。
私の場合には生きるのに大きな苦しさが伴ったことから、自ら人生を畳みたかったもののそれには至らず、結局自己の高次の側面に助けを求めました。
それがあるとかないとかではなく、もうそれしか方法を見いだせない状況がありました。
結果、それに導かれてハートのエネルギーセンターの非常に深い解放を経験し、人生が一気に今までと違う方向へ流れて行きました。
心臓と深い関係のあるこのセンターの解放のおかげで、私自身それまで度々経験していたとても不快な胸周辺の症状も消え失せ、その後徹底して行った自然療法のケア、深遠な領域からのサポートにより家系の傾向をそのまま受け継ぐ流れには至っていません…
癌という病気そのものは、免疫学的に言えば細胞の先祖返りとも取れる流れの中にあるようです。
現在の状況…つまり癌を発生させるに至った状況ではミトコンドリアが生きづらいため、細胞は元々の姿に立ち返ろうとする過程で発生するのが癌だと考えられています。
つまり癌という病気は細胞の方から、どのようにしたいかという姿を見せているともとらえられます。
家系の癌という病気は精神的傾向そのものとも言えます。
何もアプローチしなければ、その傾向の影響を色濃く受けて生きる可能性が高くなります。
一方でその傾向がどんな精神傾向を表しているのかをキャッチし、それを人生の中心に置いてバランスを取ることに焦点が当てられれば、「思ってもみなかったような道」も見出すことが出来ます。
自己重要感はその中でも非常に大きなポイントとなりますが、これは単純にこの物理的世界の条件を用いて自分を認めていくということでもあり、それはどこかで限界をみることになります。
そのような意味では、「自己重要感」というテーマは取り上げるに値するものではありますが、その領域に留まらない拡大した真の自己を見出す道に進んでこそ、癌という病気からの大いなるメッセージが読み解かれる気がします。