空腹であることと、食べたいこととは本来切り離して考える事柄です。
空腹=食べたいというのは、完全な自己の視点からみれば思い込みと言えます。
空腹だから動けないというのも同様に深いところからの思い込みです。
食べていなくても1時間くらいは十分に歩き続けられますし、朝から何も口にしていなくても脳の働きが鈍ることもありません。
更に例えば午後2時や3時まで食べていなくても、食べることを忘れていられるくらいの状態でいられることから考えると、空腹であることと食べたいという思いは完全にイコールとは言えません…
必要以上に食べたい状態が続く場合には、むしろ自分の中の不足感、満たされていない思いの方を満たしてあげる必要があります。
これを無理して食べ物だけを減らすとかえって不足感やストレスが増し、リバウンドが起こり、むしろ前よりも食べたくなるということも起こります。
これは内面のメカニズムから考えるとごく自然なことです。
既に不要になったものを内面から手放し、内面を満たしてこそ、健全で自然な体重減少も起こりやすくなります。
何を取り組むにも全ては内面からのアプローチがないと、大きな変化は手にしにくいと言えます。