物事には必ず見えない側面が存在します。
一見、喜ばしくない出来事であっても、表に出ない側面が必ず存在し、どの側面に注目するかで、その後の個々の生活展開が変わります。
どんな事象が起こっても、その違う側面が意識できるかどうかで、内面の状況が一変するものです。
また人間は過去の体験や集団が予測する物事に沿って、物事の展開を予測します。
本当は毎回違う出来事が起こっており、物事の展開というのは未知数であるのですが…
そして、大抵は不安に思う出来事に対して、そのように反応していきます。
それはまだ起こっていないことなのですが、起こるであろう事象に焦点を合わせて、感情を伴わせることはかえってそれに力を与え、現実化することに結びつきます。
そのような意味では、今後世の中でどのような状況が広がろうとも、またどのような決定がなされようとも、真に自由を奪うのは「自分自身だけ」であることがわかります。