人に対して話していたり、メールを書いているとよく気付きが起こります。
これは自己分析を行っていたり、物事を客観的に眺める視点を日ごろから持っているからだと思います。
人に対して行っていることというのは、実は「自分に対して行っていること」と同じです。
ですので、例えば加害者と被害者という立場は本当の意味では存在しないことになります。
また、人に与えることは受け取ることでもあり、様々な行為の中で、これは同時に行われています。
ただ、それが心の傷となったり、トラウマとなったりするのは、認知の問題だけなのです。
私たちが本当の意味で幸せに生きるためには、この認知の部分を変化させる必要があります。
そして、そのためには、今までと全く違う視点を持つことです。
通常、私たちは地球にいるのに、地球が丸いという認知はできません。
それを知覚できるのは、地球から離れた宇宙からの視点で見た時だけです。
自分自身を知るというのは、正に地球にいて地球が丸いと認知するのが難しい、ということに似ています。
今まで慣れ親しんだ感覚から出るのは、それだけ困難であるのが一般的です。
ですが、宇宙から地球を見る視点のように、物事の見方が変わった時から、人生は大きく転換していきます。
人生の魔法はまず、自分を知り、理解することから始まります。
理解し、自分を自由にすることができたら、不安のない独自の天国に生きることが可能になります。